譜読みが苦手…というより耳コピしちゃった方が早いから楽譜読むのが面倒というお子さんは多いですね(^-^;
ですが譜読みが苦手なままレベルが上がっていくと壁にぶつかってそれ以上の上達が難しくなってしまいます。
譜読みの訓練
演奏のテクニックは自転車や逆上がりと同じで『コツ』を習得することが最重要かと思います。
『コツ』を掴んだ上で、効率よく練習を積み重ねていくことが上達への近道です。
スポーツも間違った身体の使い方のまま練習を積み重ねると上達しないですし、時には身体を傷めたりします。
その点、譜読みはやればやるほど読むのが早くなります(^^)
第一段階では平仮名や漢字を覚えるように暗記してしまうのが早いですね。
第二段階では「図」として楽譜が見えるようになると一気に譜読みのスピードが上がります。
複雑なものでなければ、知らない曲でも初見で弾けるようになります♪
譜読み能力は後からでもつく
私自身も譜読みはずっと苦手で、大学時代に『総譜奏法』の授業を取ってからやっと第二段階に移行できたような気がします(笑)
『総譜』とはオーケストラなどの楽譜のことですね。
10~20ほどの譜面を同時に読むことが必要になっていきます。
ト音記号、ヘ音記号の他、ハ音記号。管楽器に至っては移調して読まなければならない楽器も多いです。
それらを少し練習しただけで完璧に弾けるようになるかと聞かれれば全くそんなこともないのですが(笑)譜読みの訓練にはなりました。
ピアノの楽譜に戻った時、ト音記号とヘ音記号だけなので楽ちんだと思えるくらいには♪
さすが指揮者は『総譜』もスラスラと上手に読みますね。
これも訓練を積み重ねた結果かと思います(^^)
譜読みは早ければ早いほど良い
譜読み能力と演奏技術は別物です。
譜読みが早いからと言って演奏がうまいとは限らないのですが、譜読み時間を短縮して演奏技術の習得に時間を割けるなら良いことですね(^^)
耳が良い子ほど譜読みを怠る傾向があるので、そこを何とか!読めるようになるよう指導と説得を繰り返しています(笑)